血管は年をとるにつれて少しずつ老化していきますが、その指標となるのが通常「動脈硬化」の度合いです。血圧が120/80mmHgを超えると、50歳以上の人とほぼ同じ血管年齢となり、心血管疾患のリスクが大幅に高まります。
血圧が130/80mmHgを超えると、心血管系疾患や慢性腎臓病、糖尿病などの可能性があり、或いは血管年齢が60歳、70歳相当となる。血圧が140/90mmHgを超えると、複数の慢性疾患があるか、血管年齢が75歳以上の人に相当します。 自覚症状がなくても、定期的に血圧を測るとよいでしょう。
高血圧治療ガイドライン2014では①朝(起床後1時間以内・排尿後・お薬を飲む前・朝食前・座位で数分安静にしてから)、②晩(寝る前・座位で数分安静にしてから)の測定が推奨されています。またそれぞれ2回測定し、その平均値を記録するとあります。
血圧を測るときは、正確に測るために、落ち着いて静かに行い、素手で行うことが大切です。
正常血圧:収縮期血圧<120mmHg 拡張期血圧<80mmHg。
正常高値血圧:収縮期血圧 120-129mmHg 拡張期血圧 80 mmHg。
高値血圧 : 収縮期血圧130-139mmHg 拡張期血圧 80-89 mmHg。
I 度高血圧 : 収縮期血圧 140-159mmHg 拡張期血圧90-99mmHg。
II度高血圧 : 収縮期血圧 160-179mmHg 拡張期血圧100-109mmHg。
ニュースソース : Heho健康https://heho.com.tw/archives/91074
高血圧定義ソース:労働省ウェブページ